日立 | 株式会社Cools

日立の業務用エアコンは、「確かな省エネ」と「高いメンテナンス性」が評価されている堅実派です。熱交換器やコンプレッサーなどの心臓部を自社開発しており、性能と信頼性のバランスがとれた機種が多くラインナップされています。

特に省エネ性能に優れ、ランニングコストの削減を重視するオフィスや施設に選ばれています。また、フィルター自動清掃機能やリモート監視対応など、メンテナンス工数を減らす工夫も充実しており、医療・教育機関、公共施設への導入も豊富です。制御システムとの連携によるビル一括管理など、空調管理の効率化も可能です。

省エネの達人プレミアム

「省エネの達人プレミアム」は、業務用空調機の最先端技術を結集したプレミアムモデルです。最新の高性能インバーター制御により、圧縮機の回転数を0.1Hz単位で精密に調整し、負荷変動に応じた最適運転を実現。これにより部分負荷運転時も効率的にエネルギー消費を抑制します。
熱交換器は、従来機比で約20％広げたフィン表面積と最適化された銅パイプ径により伝熱効率を15％向上させ、冷媒の流路も圧力損失を10％減少させる低損失設計を採用。
さらに、室内外の温湿度や外気温など複数のセンサー情報をAI的に解析する高度な制御アルゴリズムを搭載し、冷房・暖房・除湿などの運転モードをリアルタイムで自動最適化。
この総合的な技術により、年間エネルギー効率（COP）は冷房5.2、暖房4.8を達成し、従来比で20〜25％の電力削減を実現しています。運転音も室外機で48dB以下に抑えられ、快適かつ経済的な空調環境を提供します。

省エネの達人

「省エネの達人」は、省エネ性能とコストパフォーマンスのバランスに優れたスタンダードモデルです。インバーター圧縮機による10Hz単位の周波数制御で無駄な運転を削減し、部分負荷運転でも効率的に稼働。
熱交換器は銅パイプとアルミフィンの組み合わせで約12％熱伝達効率を向上させ、圧力損失低減のために配管曲げ半径を最適化しました。
さらに、省エネモード制御によって運転状況をモニターしながら最適な運転切替を実現。
COPは冷房4.4、暖房4.2で、従来比15％の電力削減効果を持ち、中小規模のオフィスや店舗で導入しやすいモデルです。室外機の運転音も52dB以下に抑えています。

寒さ知らず

「寒さ知らず」は寒冷地向けに特化した暖房エアコンで、氷点下20℃を下回る極低温環境下でも80〜90％の暖房能力を維持します。
改良型スクロール圧縮機により低温でも高い吐出圧力を確保し、冷媒には低蒸発温度でも効率的な熱吸収が可能な特別配合冷媒を使用。
熱回収型除霜制御は除霜時の暖房中断を約30％短縮し、電子膨張弁による冷媒流量精密制御で霜付きを防止。これにより連続暖房運転率を向上させています。
配管保温材は厚さを20％増し、耐凍結センサーによる異常検知機能も装備。室外機の運転音は50dB以下に抑えられ、寒冷地でも信頼性と快適性を両立した設計です。