2025/09/12

こんにちは。株式会社Coolsのきよみです。

突然ですが、2027年、今まで当たり前に使っていた蛍光灯が製造・販売できなくなることをご存じですか?オフィスや店舗、工場などで長年使われてきた蛍光灯も例外ではありません。

これが、巷で話題の「2027年蛍光灯問題」です。

今回は、店舗やオフィスを管理しているオーナーや店長などの施設管理者が知っておきたい、蛍光灯問題に備えて今からできる対策や備えについて、詳しくご紹介していきます!

また、蛍光灯の入手が難しくなる前の今から計画的にLEDへの切替を考えておくことは、単なる照明交換以上に施設全体の電気の使い方を見直すチャンスでもあります◎

ぜひ最後まで読んで、これからの日々の業務や運営にお役立てください💁

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蛍光灯問題が迫る!施設管理者が知っておきたいこと

2027年蛍光灯問題とは?

2027年末までに、一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入が終了となります

これは、2023年にスイスで開催された水俣条約締約国会議の決定に基づくもので、蛍光灯に使用されている水銀による健康への悪影響への懸念や地球環境への配慮が背景にあります。

つまり、今まで手に入った蛍光灯は、徐々に市場から姿を消すことに!

在庫がなくなれば、急な交換が必要になったときに困る可能性があります。

特にオフィスや店舗など、蛍光灯の本数が多い施設では、早めにLEDへの切替を計画しておくことが安心です。

蛍光灯を使い続けるリスク

まだ先の話だと思って蛍光灯をそのまま使い続けると、こんなリスクの可能性があります。

在庫切れの可能性

規制後は、同じ種類の蛍光灯が手に入りにくくなります。突然の交換が必要になったときに困ります。

部品や器具の入手も困難

交換用の安定器や器具も手に入りにくくなり、メンテナンス費用が増えることがあります。

消費電力が高い

長時間点灯する施設では電気代がかさみます。LEDに替えると約半分の電力で同じ明るさを確保できるので、省エネ効果は大きいです。

安全面の不安

古くなった蛍光灯はチラつきや点灯不良が起きやすく、作業環境やお客様の安全に影響することもあります。

店舗・オフィスが今からできる準備

LED照明への切替をはじめよう

従来の蛍光灯からLEDに切り替えると、電気代削減・交換頻度が減るなどのメリットがあります!

電気代の節約

蛍光灯(40Wタイプ)が必要とする電力は 約40W+安定器で数W。

LED蛍光灯は 15〜20W程度で同じ明るさを出せます。

同じ明るさを得るのに必要な電力が約50〜60%削減されます◎

オフィスや店舗など、多くの照明を使用する環境では年間で数万円単位の節約になることも!

寿命が長い

蛍光灯は平均して 6,000〜12,000時間 で寿命がきます。
一方でLEDは 約40,000時間以上 と、2〜3倍以上長持ちします。

なので、交換する頻度が減り、メンテナンス費用も削減することができます。

環境にやさしい

有害な水銀を含まないため廃棄も安心。企業の環境配慮アピールにもつながります◎

施設全体の見直し

LEDへの切り替えを進めるときは、建物全体の照明をまとめて計画するのがおすすめ。

「古い蛍光灯がどこに、何本使われているのか」
「照明が本当に必要な場所とそうでない場所はどこか」

など、まとめて把握してから切り替えると、無駄がなく効率的に進められます。

一度に施設全体をLED化すると、施工費や手間が節約できます。
・ LEDは発熱が少ないため、空調負荷も下がり、さらに省エネ効果を高めることも◎

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空調との組み合わせで省エネ効果アップ

照明と空調は、施設の電気代の大部分を占めます。LED切替と空調効率化を同時に進めるとさらに節約効果は高まります!

  • 電気代の割合
    オフィスビルでは照明が全体の約30%、空調が約40〜50%を占めると言われています。
  • 古いエアコンは消費電力が高い
    10年以上使用したエアコンは消費電力が高く、故障リスクも増えます。
  • 快適性の向上
    最新の業務用エアコンは温度ムラが少なく、LED照明との組み合わせで快適で省エネな環境が作れます。

電気代の削減効果はもちろん、快適性の向上による従業員の生産性アップや施設利用者にとっての好印象にもつながります◎

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よくある質問(FAQ)

Q1. 蛍光灯はまだ使えますか?

A. 使用は可能ですが、2027年以降は入手が難しくなるため、早めのLED化がおすすめです。

Q2. LED切替の初期費用は高いですか?

A. 初期費用はかかりますが、寿命が長く消費電力も少ないので、数年で元が取れます。

Q3. 合わせて見直した方がいいことは?

A. 空調も合わせて見直しを行うと、効率的で大幅な電気代削減が期待できます。

Q4. 古い蛍光灯はどう処分すればいいですか?

A. 水銀を含むため、自治体のルールに従い適切に処分する必要があります。
業者に依頼する場合はそのまま引き取ってもらえるか確認しましょう。

Q5. 工事期間はどれくらいですか?

A. 施設規模にもよりますが、オフィスや小規模店舗であれば1日〜数日で完了します。

「2027年蛍光灯問題」に備えて早めにLED切替を

いかがでしたか?

話題の「2027年蛍光灯問題」と、その前に準備しておきたい対策についてご紹介しました。

照明のLED化はもちろん、施設全体の効率的な見直し、空調との組み合わせによる電気代削減など、事前に取り組むことで長期的なコスト削減につながります。

「うちのオフィス・店舗の場合、固定費をどれくらい削減できるんだろう」
「LEDに変えると初期費用はどのくらいかかるかな?」

そんな風に少しでも興味を持ち、日々の固定費などを見直すいい機会にしていただけたら幸いです。

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