
受付時間9:00~21:00
0120-620-135みなさんこんにちは。省エネ設備専門店・株式会社Coolsのきよみです。
「毎月のエアコン代、ちょっと高すぎる気がする…」
「夏や冬になると一気に電気代が跳ね上がってしまって困っている」
そんなふうに感じたことはありませんか?
業務用エアコンは欠かせない設備ですが、その分、電気代が固定費の中でも大きな割合を占めてしまいます。
特に冷房フル稼働の夏場や、暖房が手放せない冬場は、その金額に頭を悩ませる経営者様も少なくないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、業務用エアコンの電気代がどうして高くなりやすいのか、その原因をわかりやすく整理したうえで、今日から取り入れられる節約の工夫や、最新の省エネ対策をご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、あなたのお店やオフィスに合った節約のヒントを見つけてみてください。
▼電気代の無駄をカット!業務用エアコンの交換・修理は無料見積りから💁
一般的な業務用エアコンの電気代は、次の計算式で求められます。
電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(時間) × 電力量料金単価(円/kWh)
ここで重要となるのが「消費電力」と「電力量料金単価」です。
消費電力は、エアコンの能力や運転状況によって変動します。
定格消費電力はカタログ等に記載されていますが、実際の運転では、外気温や設定温度、室内の状況によって大きく変わります。
契約している電力会社やプラン、時間帯によって異なります。
店舗やオフィスビルでは、電力消費の多くを空調が占めていることをご存知でしょうか?
▼業務用ビルにおける電力消費の内訳
引用:経済産業省資源エネルギー庁「夏の省エネ・節電メニュー」(事業者向け)
2023年に経済産業省が発表した資料によれば、特に使用量が増える夏季には、業務用ビル全体の約40%以上の電力消費を空調が占めているという結果に。
つまり、毎月の電気代を抑えるには、いかに空調の電力消費を効率化するかが鍵となります!
業務用エアコンの電気代が高くなるのには、こんな要因が考えられます。
・機器の老朽化と性能低下
・サイズ選びが適切でない
・フィルターの目詰まりとメンテナンス不足
・不適切な設定温度と運用方法
それぞれ順番にご説明していきます!
10年以上使用している業務用エアコンは、経年劣化により部品の効率が低下し、初期の性能を維持できなくなります。
特に冷媒ガスの漏れや、コンプレッサーの劣化は、消費電力の増加に直結します。
一般的に10年前の業務用エアコンと最新の省エネ型エアコンを比較すると、年間消費電力で20%~40%以上の差が出ることも珍しくありません。
これは、最新のエアコンがインバーター制御の進化や高効率モーターの採用により、大幅な省エネを実現しているためです。
「大きい方が安心」と、必要以上に能力の高いエアコンを選んでいませんか?
必要以上にパワーのあるエアコンは、部屋がすぐに冷えたり暖まったりする一方で、こまめに風量を調整し続けるようになり、運転のムダが増えてしまうことがあります。
特に立ち上げ時には電力を多く使うため、かえって電気代が高くついてしまうケースも。
逆に、能力が足りないエアコンは常に全力で動き続けることになるため、こちらも効率が悪くなりがちです。
特に見落とされがちなのが、フィルターの目詰まりです。
フィルターにホコリや汚れが蓄積すると、空気の吸い込みが悪くなり、エアコンはより大きな力で空気を吸い込もうとします。
その結果、余分な電力を消費することになり、電気代が無駄にかかってしまう原因に。
家庭用エアコンが対象ではありますが、大手空調メーカーのダイキンによる調査で、フィルターの目詰まりによって消費電力が約1.5倍も増えるというデータも公表されています。
※参考:フィルター掃除と室外機周辺の片付けによるエアコンの節電効果を検証 | ダイキン工業株式会社
「夏はとにかく涼しく」「冬はとにかく暖かく」と、極端な設定温度にしていませんか?
環境省は、クールビズでは室温28℃、ウォームビズでは室温20℃を推奨しています。
わずか1℃の差でも、電力消費には大きな影響を与えます。
これは家庭用・業務用ともに同じような傾向が見られます。
【店舗・オフィス向け】最新の省エネエアコン交換に必要な費用はコチラからご確認いただけます
それでは、具体的にどんな対策があるのかご紹介していきます。
まずは、日頃からできることから始めましょう。
月に1回程度、フィルターを掃除するのは電気代節約の基本です。
フィルターが汚れていると、エアコンの効きが悪くなり、余計な電力を使ってしまいます。
さらに大切なのが、専門業者による定期的なメンテナンスです。
年に1回から数回、プロにエアコンの分解洗浄や点検をお願いしましょう。
プロの目で素人にはわからない細かい部分まで見てもらうことで、故障の予兆を早めに発見し、大きなトラブルを未然に防げます。
また、エアコン内部のしつこい汚れを徹底的に取り除くことで、機械本来の効率を取り戻し、結果的に電気代の削減につながります。
意外と見落としがちなのが、室外機の周りの環境です。
室外機はエアコンの熱を出し入れする重要な部分。その周りに物が置いてあったり、直射日光がガンガン当たっていたりしませんか?
周囲の空気の流れが妨げられたり、極端に高温になったりすると、エアコンの効率が下がり、無駄な電力を消費してしまいます。
室外機の周りには物を置かないようにしましょう。
直射日光が当たる場合は、日よけを設置するのも効果的です(ただし、風通しは確保してくださいね)。
定期的に室外機のフィンやプロペラ部分も掃除すると、さらに効率が上がります◎
前の項目でも触れた通り、エアコンの設定温度を見直すだけで大きな節電効果が期待できます。
冷房は1℃上げると約10%、暖房は1℃下げると約7%の節電につながると言われています。
必要な時以外は「自動運転」モードを使うのもおすすめです。
室内の温度に合わせて風量などを自動で調整してくれるため、無駄な電力消費を抑えられます。
消し忘れを防ぎ、無駄な稼働を削減するために「タイマー運転」を活用するのも効果的です。
どんなに高性能なエアコンを使っていても、せっかく冷やしたり暖めたりした空気が外に逃げてしまっては意味がありません。
建物の断熱性を高める工夫も対策のひとつです。
窓やドアの開閉は最小限にしましょう。
特に来店客が多い店舗などでは、自動ドアの調整をしたり、入口にエアカーテンの設置を検討してみ効果的です。
もし今お使いの業務用エアコンが10年以上経っているなら、最新の省エネモデルへの買い替えが、電気代を根本から抑える一番効果的な方法です。
最新の業務用エアコンは、驚くほど省エネ性能がアップしています!
たとえば、
各メーカーの最新モデルは、旧モデルと比べて省エネ性能を示す「COP(成績係数)」や「APF(通年エネルギー消費効率)」といった数値が格段に向上しています。
こういった最新機種に交換するだけで、年間の電気代が30%〜50%も削減されるケースは珍しくありません。
初期費用はかかりますが、数年で元が取れる可能性が高く、長い目で見れば非常に費用対効果の高い投資と言えます◎
私たち株式会社Coolsは、これまで多くの企業様やお店で業務用エアコンの導入や買い替えをお手伝いしてきました。
冷媒取り扱いの資格を持つスタッフが在籍しており、お客様の状況に合わせた最適なプランニングから、確実な取付工事まで、すべて一貫してサポートいたします!
▼Coolsが選ばれる理由
・急な故障にもスピード対応!工事日程も柔軟調整
・一括/分割/法人向け請求/ご都合に合わせて選べる決済方法
・病院・大手チェーン飲食店など実績多数だから安心
修理で直るのか、それとも交換が必要なのか、プロの目でしっかり見極め、最適な選択肢をご提案します。
▼業務用/法人用エアコンの修理・交換のご相談はコチラ
業務用エアコンの電気代を抑えることは、ただ経費を減らすだけじゃなく、店舗やオフィスを利用する人が気持ちよく過ごせて、効率的に仕事が進むようになるための大切な投資にもなります。
この記事でご紹介したように、電気代を削減するには色々な方法があります。
今回の記事を通して、皆さんの日々の運用や今後のご検討に少しでもお役に立ていただければ幸いです。
それでは、次回の投稿もお楽しみに!